死刑を廃止して、仮釈放の可能性のない「終身拘禁刑」を新設してはどうだろうかーー。日弁連が11月18日、こんな提言を公表した(提言は15日付)。

終身拘禁刑に処された場合でも、一定の条件を満たせば、仮釈放の可能性がある「無期拘禁刑」に減刑する仕組みもつくることを提案している。

関連して、提言では制度上は仮釈放もありえるのに、現状の無期懲役・禁錮刑が事実上の終身刑になっていることも問題視した。

2019年内閣府が実施した死刑制度に関する世論調査では、「死刑は廃止すべきである」と答えた人はわずか9.0%だった。

しかし、「仮釈放のない終身刑が新たに導入されるならばどうか」との問いについては、「死刑 を廃止しない方がよい」が52.0%だったものの、「死刑を廃止する方がよい」も35.1%と一定の支持があった。

日弁連は2016年の人権擁護大会(福井)で、死刑廃止を求める宣言を採択している。

「死刑廃止して終身刑を」日弁連が提言 条件満たせば仮釈放も


(出典 news.nicovideo.jp)

終身刑(しゅうしんけい)とは、自由剥奪と刑事施設への収監の刑期が終身におよぶ。 刑期が終身にわたる自由であり、仮釈放がない限り原則として終身服役する種である。これは刑期を定めない、あるいは刑期の上限を定めないという絶対的不定期を意味するわけではなく、刑期の終わりが無い、つまり刑期が一生涯にわたるものを意味する。…
29キロバイト (4,843 語) - 2022年11月14日 (月) 08:23


 ニコニコニュースコメントでは、死刑賛成派のが多いようです。みなさん、それぞれに考えています。

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