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費用は全部こっちで持つから、リターンマッチを受けてくれ! 昨年のサッカーW杯カタール大会で日本に金星を献上したドイツが頭を下げ、9月9日にドイツ・ウォルフスブルクで両国が再戦することが決定した。
【写真】W杯、日本がドイツを破る大金星で「たーーーー」トレンド入り
毎回マッチメークに大苦戦する森保ジャパンでは異例中の異例。あっさり実現した欧州の強豪との国際親善試合を31日、日本サッカー協会(JFA)が発表した。ドイツサッカー連盟の招待試合で、JFAには1億円近いギャランティーが入るうえ、旅費や宿泊代もドイツ側が負担するという超VIP待遇の遠征だ。
昨年のW杯初戦で日本に敗れ、1次リーグ敗退の屈辱に沈んだドイツは国内の代表人気が失墜。日本へのリベンジマッチを捲土重来への起爆剤としたい思惑がある。一方、世界的なギャラの高騰により、アルゼンチン代表の招聘合戦で中国やインドネシアにまで敗れるなど、対戦国探しで難儀続きの日本にとっては、W杯での奮闘のご褒美を受け取った格好だ。
W杯でドイツに一泡吹かせた森保監督は、再戦に向けて「ドイツは世界トップクラスの実力。チーム強化を進めていくために貴重な機会になる」などと殊勝なコメントしたが、最新の世界ランキングで日本は20位、ドイツは14位。過去の対戦成績も1勝1分け1敗とイーブンだ。ドイツが思惑通りW杯の汚名をそそげるか、それとも返り討ちで日本にW杯時のフィーバーが再燃となるか。 (久保武司)